穀物取引におけるFalling Number®フォーリングナンバー

収穫期に雨の多い年は発芽ダメージの発生が見られることがあります。そうした場合、すべてのトラックについて受け入れ時に積み下ろしの前に、または区別してサイロを分けて、正常粒に被害粒が混入するのを避けるために測定する必要が出てきます。穂発芽ダメージがあっても動物飼料やバイオ燃料など製パンに関係のない用途には使用できます。わずかでも深刻に発芽した被害粒が無計画に健全な穀物に混ざることで製パンやその他の最終製品の製造を不安定にするため、区分することは重要です。区分することで製粉で実際設けられているFN値の規格に合わせた慎重なブレンドが可能になります。

フォーリングナンバー値は深刻に発芽した酵素活性が強い穀物が示す62秒から乾燥しt温帯で収穫された状態の良い400秒まで分布があります。区分の基準は国や市場、用途によって大きく異なっています。EU県内ではパン用小麦(一般)では200秒が基準となっています。250基準、300基準、350基準まで国によって、例えば小麦輸出国やデュラム小麦向けでそれぞれ運用されています。ライムギの場合は基準値が低く、110~140秒以上で区分されています。

発芽粒が及ぼす品質への影響により、世界中で国内外の取引で農家やトレーダーに支払う価格設定の基準としてFN値は利用され、品質規格に基づいた取引を実現しています。一般的には被害を受けた小麦は10~30%程度低い価格で取引されるため、農家やトレーダーには経済的に顕著な損失となります。