テクノロジー

可動部の排除

ダイオードアレイ技術は光学系に可動部分がないことが大きな特長となっています。部品の摩耗や位置ずれがないため、機器の安定性は大幅に向上しました。スキャニングモノクロメーター型など可動部をもつタイプの装置と比べてメンテナンス性が高くなっています。

  1. ランプから白色光が照射されます。光の一部は吸収され(サンプルの成分によって)残りの光が反射します。
  2. 反射した光は固定されたグレーティングにあたり、波長ごとに分離されます。白色光に代わって「虹」が作られます。
  3. それぞれの波長は特定のディテクターで検出されます。

すべての波長を同時に検出

ダイオードアレイ技術ではそれぞれ波長ごとにディテクターがあるので、すべての波長の測定を同時に行います。測定対象が動いている場合、同時検出は重要です。スキャニングモノクロメーター型やフィルター型を用いた場合、スキャンは 波長ごとに順番に検出されるため、測定対象が動いているとスキャンがぶれてしまいます。

キセノンランプを用いた波長の安定化

すべての光学システムにおいて経時的に、または温度変化によって微細な機械的なずれが生じています。この非常に小さなずれが波長スケールやアライメントに変化を及ぼします。長期の安定を維持するためにはこのずれを動的に補正していくことが必要です。DA 7300 オンラインセンサーでは波長軸を初期状態に戻す補正をキセノンランプを用いて行っています。キセノンランプを使用する利点としては、特定の波長のピークを持つことです。ピークのポジションは光源の種類によって異なりますが素材ごとに安定しています。これを基準に補正することで卓越した波長軸精度と長期間の安定性を実現しています。

自動切換え可能なデュアルランプシステム

ダウンタイムとコストのかかる緊急修理を避けるため、デュアルランプシステムが採用されています。一つ目のランプが寿命を迎えても二つ目のランプに直ちに自動的に切り替わります。